第6回 教養講座 茶道入門
平成29年11月6日(月)
茶道は、精神修行の場でもあり日本古来の文化の一つです。茶道は、常に自分を戒める心が必要です。
無駄な動きが一切なく、すべてが合理的に行われる行為です。礼儀を重んじ、 着座運びは姿勢正しく呼吸を整えて、他流の話や雑談はせず行われます。「一期一会(いちごいちえ)」の言葉があてはまります。
一期は一生、一会はただ一度の出会いです。 茶席で、たとえ何度同じ人々が会するとしても、今日の茶会はただ一度限りの茶会であるから、 亭主も客もともに思いやりをもって取り組まれています。このような気持ちは、看護に携わる私たちにも求められます。 茶道の教えに触れ、これからの看護に導きたいです