第8回教養講座(詩吟)

平成27年1月26日(月)第8回教養講座が行われました。

今回は「詩吟を通じて漢詩・和歌・俳句等を知り、日本の美しい言葉と心、その背景にある歴史と伝統文化、精神文化を学び日本の歴史に触れる機会とする。」を目的とし、福島岳風会の小野笙岳先生、引地千岳先生、永井保岳先生にお越しいただき、詩吟教室を行いました。

まず、「詩吟との出会い」と「詩吟とは・・・」の講話をお話いただきました。

「声を出してみよう(実技コーナー)」では「富士山 石川丈山」「偶成 朱熹」や、和歌「山ざくら 本居宣長」「東風吹かば 菅原道真」などを先生の教えていただきながら、難しい独特の節回しにもチャレンジしました。初めて詩吟を聞く学生は、独特の旋律と迫力に驚きや、力強さに圧倒された様子でしたが、詩吟は腹式呼吸による発声で、内蔵の筋肉が鍛えられ健康にも繋がるということをお聞きし、学生も大きな声で楽しみながら吟じていました。