学校長挨拶

~温もりある本校で共に学びませんか~


本校は、今年で創立110年を迎えます。
大正2年に「私立産婆看護婦学校」として新設され現在の公益社団法人福島明星厚生学院を母体とする看護専門学校へと受け継がれてきました。これまで560名の卒業生を送り出すことができております。
本校の教育理念は、「地域で生活している人々に視点を置き、地域の保健・医療・福祉の充実を図るためのチーム医療の一員としてその役割を担っていく」看護師を育成することであり多くの先輩たちが、本校での学びを活かし看護実践者として、地域で生活する人を支えてまいりました。
現在医療を取り巻く環境は、少子高齢の進展、医療技術の進歩、医療提供の場の多様化等により変化してきております。その中で国民の医療に対する意識は、「安全・安心」の重視と共に、量から質の向上をより重視すると言った方向へ転換し、QOLを重視した関わりが求められます。求められる看護師像に向けて、本校では、授業と臨地実習で学んだ基礎知識を、看護の実践の場において状況に応じて具現化し、使える知識とするために「思考・判断・表現」する力を養い、自己の学びに向かい、人間性を磨き、より質の高い看護師育成を目指しております。
本校の雰囲気は、全体的に落ち着いた明るさがあります。それは、社会人経験者が比較的多く、経験が豊富な人生の先輩と、フレッシュな高校新卒生とのバランスの良さがかもしだす絶妙のチームワークともいえます。常に国家試験合格を目指し、志を高くしひとり一人が頑張っております。
看護は、地域で生活する人々と向き合いながら自己成長できる大変やりがいのある職業です。ぜひ本校であなたの可能性に挑戦してみて下さい。

令和5年4月1日
福島看護専門学校 校長 大戸 和子