卒業生の声

北福島医療センター Sさん(13期生)
私は2022年4月に北福島医療センターに就職し、血液内科病棟に配属されました。4月にはできなかったことも今では経験を積み、1人で任せていただくことも増えました。先輩の後ろに着き学んでいた時とは違い、自分で気づかなければならないため、常に患者さんのためを考え行動することを大切にしています。
今は患者さんと関われる嬉しさと同時に責任感の重さ、患者さんにとって看護師の存在の大きさを感じています。
仕事をしていく中で、自分の知識、技術不足に落ち込むこともありますが、気にかけて声をかけてくださる先輩方、同じ立場で共感し合える同期がいて、環境に恵まれ毎日頑張れています。
学生の頃は実習、国試勉強と逃げたくなることもありましたが、今は看護師になることができて良かったと思っています。皆さん、勉強、大変だと思いますが、頑張ってください。

 

緩和ケア認定看護師になりました 福島赤十字病院 小松 真由子さん(2期生)
卒業後、福島赤十字病院に勤務して11年目となります。私は新人の頃から内科・消化器内科・循環器内科の混合病棟で、高齢者は病棟の約7割と退院支援の多い病棟で勤務しました。日々看護と向き合う中で、がんの告知から治療、様々な痛みや不安などの苦痛、終末期を迎えた患者さんやご家族に対する看護の難しさに悩むことが多くありました。その中で、緩和ケアチームへ相談し専門的知識を踏まえた助言から患者さんやご家族のニーズにあった看護を提供できた際に、看護師としてのやりがいを感じたことが認定看護師を目指したきっかけです。
今後、患者さんとご家族に寄り添う看護師の一人として活動し、専門的知識をもって患者さんやご家族、医療チームの皆さんの力になれる緩和ケア認定看護師を目指していきたいです。たった一人のその人しか生きられない人生を、その人らしく全うできるよう、支える人々がより繋がりやすい看護を提供できるようこれからも邁進していきます。

 

福島赤十字病院 三浦 将克さん(1期生 )
脳卒中リハビリテーション看護認定看護師の資格取得

あづま脳神経外科病院 中島 丈普さん(4期生)
緩和ケア認定看護師の資格取得

 

校内文化祭で卒業生の代表の方に講演をいただきました

福島赤十字病院 DMAT(災害派遣医療チーム)武田 良平さん(2期生)
臨床での学生指導や学内での講義(演習)でもお世話になっています。
DMATで活動する時には、初対面の人とチームを組むことになるため、仕事、プライベートを問わず、コミュニケーションを大切にしているとのことです。
また、DMATは事務職をはじめとした多職種で協働して災害時の医療を担うため、日頃から幅広い方々と関わり、連携していくことの大切さを教えていただきました。

あづま脳神経外科病院 緩和ケア認定看護師 中島 丈普さん(4期生)
認定取得を目指すきっかけから、これからの緩和ケアの在り方、考え方を教えていただきました。
社会の変化に合わせて、看護の必要性や意義も変化していることがわかりました。
自分自身の経験から、認定取得を決意し取り組む姿勢は大変すばらしく、学生の見本となります。

本校の卒業生は福島県を中心として、それぞれ看護師の資格を生かし活動し社会に貢献しています。
在校生からも「先輩方の様子を知りたい」「就職の参考にしたい」等の声がありましたので、このページを使って紹介し、情報を発信していきたいと思います。